JavaScript: The Good Parts

JavaScript: The Good Parts ―「良いパーツ」によるベストプラクティス

JavaScript: The Good Parts ―「良いパーツ」によるベストプラクティス

読んだ。
本格的にJavaScriptについて勉強する2冊目の本として最適だと思う。
ちなみに、1冊目はサイ本ことJavaScript第5版JavaScript 第5版
いきなりサイ本から始めるのは難しい人は0冊目としてHead First JavaScriptHead First JavaScript ―頭とからだで覚えるJavaScriptの基本あたりを読むのが良いと思われ。


文法の説明のところで鉄道ダイアグラムというのを使っていて、
文章で説明されるおりも構文について直感的に理解しやすいので、
この辺についてはサイ本の副読本として使用しても良いのかもしれない。
正規表現についても同じく鉄道ダイアグラムで説明してくれてるのでありがたい。


作者の趣味が強く出てるし、これが唯一の正しいJavaScriptの書き方です、とかいう訳ではないけど、
モダンなJavaScriptのコード例が解説と一緒にたくさん載っているので、
最近のライブラリのコードをある程度読んだ人が、あるある・ねーよをいいながら読むと楽しいと思う。

雑感とか

5.4 の関数型のオブジェクト生成パターンに似てるけどちょっと違うやり方をしているライブラリとしては、
TaffyDB - The JavaScript Databaseとかが該当するのかなーとか。
TAFFYオブジェクトのメソッドのほとんどは関数として実行したり、
他オブジェクトのメソッドとして実行しても問題なく動いたりする。


付録で紹介しているJSONパーサのコードは読みやすいので是非読むべき。