コミュニティへの帰属意識

もうひとつ、転職が日常茶飯事なので、会社をまたいだ人脈のつながりが非常に大きい。会社は人を探す時にまず人脈に頼るし、人が就職先を探す時もそう。なので気分で馘を切ってる職場があったとしたら、業界内でどういう評判になるかは推して知るべし。「それでも働きたい」と人が集まる会社なら、それは馘のリスクを上回る魅力があるわけだ。

(なお、米国の「会社に対する帰属意識の薄さ」というのは、この人脈からなるコミュニティへの帰属意識の濃さでもってバランスされているような気がする。「かつての同僚」とは転職後も頻繁に連絡を取り合い、カンファレンスがあればそこでプチ同窓会をやるなんてこともよくある。)

http://blog.practical-scheme.net/shiro/20100223-working-in-us

この辺、日本でもソフトウェア開発者のコミュニティに関わっている人とかの場合は変わらないような気がする。
日米の違いはそうでない人がどれだけたくさんいるかなのかな?