JavaWorld DAY2007 JA-1 「Java SE 7でJava仕様はどう変わる?」

JavaWorld DAY2007で私が一番気になっていたセッション。
講演者はJava in the BoxとかITProのJava技術最前線を書いてる、横河電機株式会社の櫻庭祐一 氏。
http://journal.mycom.co.jp/index.html等でチェック済みの話もあるけど、せっかくだからまとめておきます。

OpenJDK

  1. ライセンスをGPLv2にしたのはlinuxディストリビューションに入れられるようにするため。
  2. オープンソースになっても仕様策定のプロセスは変わらない。

JCP(Java Community Process)のExpertGroupが仕様検討・策定を行うというプロセス自体に変わりはなく、
参照実装がオープンソースになっただけとのことです。
ExpertGroupは検討する仕様に関わる技術の専門家の集まりで、所属はまちまち、多くて20名程度で構成されるそうな。

JavaFX

個人的にあまり興味が湧かないのですが、別の人がした質問への回答が気になりました。
たぶん、質問者はAppletは遅いという前提で「えー、マジApplet?キモーイ。」
「RIAが許されるのはflashまでだよねー。キャハハ。」みたいなことを言ったんだと思いますが(そんなことはない)、
実はjarを小分けにしさえすればAppletはflashより速いそうです。
うーん、でもflashのランタイムも最近どんどん速くなってるって言うしなあ。
どーなんだろ?

JavaSE7

これについては別エントリでまとめて